【台東区】スポーツ用マウスピースは重要です!!
2022/11/15
ブログをご覧いただきありがとうございます。
入谷ふくろう歯科です。
本日は、スポーツ用マウスガードについてお話します。
スポーツマウスガードは、選手の歯や口の中を守る「スポーツ用のマウスピース」です。装着することで「歯が折れる」・「抜ける」といった怪我の防止や、「歯肉の裂傷(歯茎の怪我)」を防ぐことができます。しっかり噛みしめることができるのでパフォーマンスの向上にもつながります。
マウスガードの目的・効果
スポーツマウスガードは、強打による衝撃を和らげる効果があります。
装着していない場合、多くのスポーツでは、歯が折れたり、唇や舌、顔面などを負傷するリスクがありますが、マウスガードはそれらのリスクを軽減できるとされています。また、脳震とうなどの発生率や重篤度の低減や頸部損傷の軽減効果も期待できるとの報告もされています。
マウスガード装着により「心理的効果」が期待できます。顎顔面領域(顎やお顔)が外傷から守られているという安心感から、より積極的なプレーにつながるとも言われています。
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①前歯の破折を防止
最近ではマウスピースを義務化しているスポーツもあります。
しかし、現状まだまだ多くスポーツに浸透しているとは言えません。
スポーツの器具などの違い、防具、相手との接触、ボール、ボールの形状、様々な口元に当たる可能性のあるスポーツ。
歯が割れる、折れる、場合によっては根っこから歯自体が抜け落ちてしまうことがあります。
このようになったケース、歯の神経が死んでしまったり、保存できず歯を抜歯しなければいけないこともあります。
スポーツ用マウスピースはこのようなリスクから歯を守ってくれます。※特に注意が必要な矯正治療中の前歯
12~18歳頃まで、学生時代、部活をしながら矯正治療を行う方が多い時期です。
矯正治療は歯を動かす作業です。なので、前歯も含めて歯に動揺をかけています。そのため、この時期に弱い力でも前歯が脱臼してしまうことがあり、保存できても歯の神経が死んでしまうこともあります。
矯正器具をつけながら使えるスポーツマウスピースもあります。
矯正歯科やスポーツマウスピースを取り扱っている歯医者で相談してみることをお薦めします。②歯による口腔周囲のケガのリスク防止
スポーツなどで多大な力が急激に顎などに加わると、お口の中で歯は凶器になるのです。
食事などでは舌や頬を噛んでも、反射反応で思い切り咬み込むことはなく、大きくケガすることはありません。
しかし、スポーツなどでは強い力が急にかかると歯が鋭い事により、頬や舌、唇を切ってしまったり、最悪頬や唇に穴が開くという大きいケガをすることもあります。
なのでスポーツマウスピースは歯が凶器にならないように口腔内、そしてその周囲を守ってくれます。③奥歯の破折を防ぐ
打撃系格闘技スポーツなど、顎を強打する可能性のある種目は相手の肘や頭が顎にぶつかることはよくあります。時には奥歯が強く当たってしまい、欠けてしまうことがあります。
奥歯の場合、大きく破折ことは少ないのですが、小さく欠けることを繰り返し、最終的に歯の表面が削れ、ざらつきを出す事になってしまうことがあります。
スポーツマウスピースの使用で奥歯が欠けることを防ぐことができます。④脳しんとうを予防する
上記のようなスポーツなどでから顎を突き上げられると、力が関節に伝わり、頭に強い動揺が及びます。
そこでマウスピースを使う事によって、クッションとなり骨や歯から直接、頭にかかる振動を干渉してくれます。
ただし、脳しんとうに関してはスポーツマウスピースの使用により効果があるかどうかはしっかりとは統計的にまだ立証はされてはいない。⑤食いしばりによる歯やその周囲組織へのダメージの軽減
歯と歯が擦れあい、互いに強く接触する1日の中で食事の時に約15分程度と言われています。
その他の時間は通常、歯と歯の間が少し開いています。
しかし、運動を行っている時に歯をくいしばる方は食事の時より強い力で、長い時間歯と歯が接触するので、歯やその周囲組織にダメージがあります。
食いしばりによって歯の神経が出てしまうところまですり減ってしまったり、歯が揺れたり、欠けてしまったりします。
そのためスポーツマウスピースで歯へのダメージを軽減させる必要があるのです。 -
⑥スポーツマウスピースと歯ぎしり用マウスピース、その違い
スポーツ用マウスピースは歯を保護するため厚みが3〜5mmで柔らかい素材でできています。
歯ぎしり用マウスピースは夜寝ている時に使うもので厚みは1〜3mmで固めの素材でできています。
当院ではスポーツ用も歯ぎしり用もその方によって個人差がありますので、その作製方法、形状、素材がその目的によって変わります。
なので、元々の目的が全然違うために歯ぎしり用マウスピースでスポーツ用マウスピースとして使っても意味がありません。
そのためスポーツの時は専用のマウスピースを使う必要があるのです。 -
歯ぎしり用スポーツ用マウスガードに関してどちらも気になる事がありましたらご気軽にご相談ください。
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