【台東区】歯並びが気になるあなたへ②
2022/11/30
ブログをご覧いただきありがとうございます。
入谷ふくろう歯科です。
本日も前回に引き続いて小児矯正についてお話します。
子どもの矯正・小児矯正
小児矯正とは、第一期治療と第二期治療に分けて行う矯正治療です。
治療開始の目安は、だいたい6歳くらいです。
小児矯正とは6歳から12歳までに行なう歯の矯正のことで第一期治療とも呼ばれ、この時期に歯の並びを正すことは多くのメリットがあります。
第一期治療では、まだお子さんの顎の骨がまだ柔らかいうちに顎の骨を広げて永久歯が並ぶスペースを確保するための治療で「床矯正(しょうきょうせい)」と呼ばれています。
この年齢は乳歯から永久歯に生え変わる時期で、成長発育をしている段階は顎のバランスを整えやすく、歯の生えるスペースをキープしやすい事が特徴です。歯並びが悪くなってしまうのは主に歯の生えるスペースがないことで起こります。床矯正は、まだ顎の骨がやわらかいうちに装置を使用して顎の骨を広げ、永久歯を正しい位置へ導くための、いわばきれいな歯並びの土台となる矯正治療法です。
また、歯並びの問題は指しゃぶりや口呼吸などのクセを持っていることでもなりやすく、早期の矯正はこれらのクセを直すことにも繋がります。
第一期矯正治療の時期は、歯列やあごが狭い場合に大人と比べて低いリスクで歯列を広げることが可能です。今後永久歯が生えてくるスペースをキープするように矯正を行ないます。子
供は適応能力も高いため、治療後の歯や歯茎、筋肉が早く馴染んでいくのもメリットです。
第一期に矯正をする事で正しい顎の成長を促し、将来的に歯を抜かなければならない確率を下げることにもつながります。
第一期矯正治療に引き続いて永久歯の生え揃った12~13歳以降に行なう矯正を第二期治療と呼びます。
第二期矯正治療は、成人に行う本格矯正と内容はほぼ同じになります。
第一期矯正治療で成長の誘導を行っても解決できない問題が残る場合は、第二期治療での改善が必要となります。
第二期治療では、全て永久歯に生え変わり、第一期治療で正しい位置に並んだ永久歯をさらにきれいに並べるための矯正治療で、歯にブラケットという小さなボタンを付け、そこへワイヤーを通して歯を動かします。
また取り外し式のマウスピースを使ったマウスピース矯正、ごく一部分だけ歯並びを整える部分矯正など、第一期治療を終えた状態により、第二期治療の治療法を決定します。
なお第一期治療の状態次第でそのまま保定期間に入り、第二期治療を行わないケースもあります。
大人の治療でも歯や歯周組織が健康であれば年齢を問わず治療は可能ですが、年数が重なっているほど歯に蓄積されている問題は多く、その問題を取り除いて歯の健康を整えてから矯正治療を行なうため治療期間が通常よりも長引いてしまいます。子供の時に発覚した歯の問題は、子供の時に解決しておくことで、成人してから歯を失うリスクを減らせます。
カウンセリングを受けたからといって、すぐに治療を開始するわけではないのでご安心ください。
早期治療がとても有効となる場合や時期を逃すと悪化し治りづらい状態になってしまうこともあります。気になることがあればなるべく早めに当院までご相談ください。小児矯正が必要かどうかも含め、アドバイスさせていただきますのでお気軽にご来院ください。
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入谷ふくろう歯科
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